このブログでは「正解」ではなく、
私(ヤマシタ)の「だったらこうしてみたら?」をお伝えしています。
■子どもがなかなかいうことを聞いてくれない。そんな時は子育ての目的と手段を意識してみたらどうでしょう?
1)子育ての目的は「子供に幸せになってもらうこと」
2)子どもの幸せとは「その子の価値観で、その子自身が創っていくもの」
そう考えると、私たちが「子供のため」と思ってやっているほとんどのことは
「本当に子どもの幸せのためかどうかはわからない」と言えます。
ですから、子どもがやるほとんどのことは、
「失敗」や「してはいけないこと」ではなく、
「やっていいこと」であると考えるのがいいと思います。
お茶をこぼしても、ごはんをちゃんと食べなくても、
友達とけんかしても、暴れて怪我をしても、
本当はその子の幸せとはあまり関係がなくて、
自分と他人の命を落とすようなこと以外はほとんどのことは経験しても良いことなのです。
ただ、私たちが迷惑するからやめてほしい、というだけなのです。
結論その1)子どもがやっていることは、本当はやめなければならないようなことではない。自分がやめてほしいだけ。
■その手段は間違っているかもしれない
叱っても効かないのは、「叱る」という方法が無効であることを示しています。
であれば、他の方法を使うのが良いですよね?
でも私たちは「叱る」以外の方法をあまり知らなくて、
「叱る」に頼ってしまいます。
「叱る」ではなく「伝える」に変えてみたらどうでしょうか?
どうやったら伝わるのかは、その子によって違うのでまた別の記事にしてみたいと思いますが、伝えるために大切なことが1つあります。
それは
「普段からその子の話(思い)を聞いているかどうか」です。
あなただったら
自分の話をいつもちゃんと聞いて受け止めてくれている人のアドバイスと、
自分の話はいつも聞いてくれないけど、何か失敗した時だけ口をはさんでくる人のアドバイス
どちらを聞きたいと思いますか?
私なら後者です。
そして後者の人の言い方にもよります。
人間って意外とわがままなんですよね。
結論2)
いうことを聞いてもらいたいと思うなら、
まずは自分が普段から相手の話を聞いてみましょう。
しかも自分のタイミングではなく、
「相手のタイミングで聞く」ということが大切です。
そしてその子が何を考え、どんな思いで色んなことをやっているのか知りましょう。
そうするときっとあなたの考えも、伝えることができます。
これは正解ではないかもしれないけれど、
1つの選択肢として、よかったら参考にしてみてくださいね。
それではまた!