【↑7月半ば、気の置けない友人達と美味しい日本料理とお酒を愉しんだ時の写真】

久しぶりに体重を量ってみました。

体重計の数字は、過去の最高体重とほぼ並ぶ数字を表示していました。

しばらく数字を見つめ、

その後に自動的に表示される体脂肪率も見届けてから、

そっと体重計を降り、

後ろにある洗面所の鏡に映る自分を見ました。

 

「現状維持は後退である」

 

そう。

決して恵まれた素材(体質)ではない私のような存在にとって、

「何も意識をしないで楽に生きる日々」は

堕落した身体への順調な道程であると言わざるを得ません。

 

時々、腹が立ちます。

一体私にどうしろというのか?

 

大好きなごはん。

大好きなお菓子。

大好きなお酒。

大好きな昼寝。

大好きなダラダラ。

 

私にとっての快楽というものはどれもこれも、

自分にとってマイナスの結果をもたらすであろうモノばかり。

もちろん、快楽ですからその時はめちゃくちゃ楽しいわけですが、

翌日以降の結果を考えると決して慢性化させてはいけないものばかりだと言えます。

 

楽しく生きるということと、

美しくあるという事が、

決して交わることのない

永遠に平行線の

パラレルワールドのような

遠い存在に感じて、

死んだ魚のような目になりました。

 

『もうすぐ40歳だし、もういいかな・・・』

この地獄から抜け出そうと、色んな言い訳が心の中に浮かんでは消えます。

 

『そこまでがんばったところで、どうせ大したことない人物なんだから。

旦那も彼氏もいないんだし。

誰も見てないよ、あんたのことなんて。』

確かにね。本当にそう。でも真ん中の1行は一応消しといて。

 

気づくと、5分ほど『がんばらなくていい理由』を色々探していました。

 

結局、どっちでもいいんだと思うんです。

一般人で、アラフォーの私が太っていようが、

浮腫んでいようが、

弛んでいようが、

シワだらけのシミだらけであろうが、

誰も困らないし、

誰にも迷惑はかけないと思うんです。

 

でも、やっぱりそれじゃダメだと

自分のプライド?が意見を述べても来るわけです。

 

女性にとっての美とは

永遠に続く戦いと言っても過言ではありません。

そして歳を取るほどに過酷な戦いになっていきます。

 

「女は外見じゃない、中身で勝負よ」

「私は初めから、外見に価値を置いていないわ」

という方もいらっしゃるでしょう。

わかります。

それもありです。

 

でも私はすごく美人なわけでもなく、

すごくスタイルが良いわけでもないからかもしれませんが、

やっぱり女性は綺麗だといいなぁと思ってしまいます。

これが私の価値観なんだと思います。

 

そして、あまりにもそこからかけ離れたくはないなぁとも思ってしまいます。

ハーブティーの仕事をしているのも、

ハーブティーが好きだからというのももちろんありますが、

気をつけていないと自分は後退していくばかりだという事が

身に染みて分かっているからこそ、

ツールとしてのハーブティーの働きに魅力を感じているのではないかと思います。

 

ごく一部の恵まれた方々を除き、

ほとんどの女性の美にとって

現状維持は後退であると言えるのではないでしょうか。

 

歳を重ねると、自分の身体も顔も変わってきて、

新しい習慣を確立しないと衰退していくばかり。

 

洗面所の鏡の前で しばらくの葛藤の後、

戦線離脱ではなく、

やはり戦うことを選択しました。

39歳の誕生日まであと3日。

何かいいことがあるといいなぁ・・・(遠い目)

 

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