10年間、自分の子を見ていて思っていることを書きます。
うちの子は一人っ子で、今小学4年生。
男の子です。
小学校2年生からバスケットクラブに入ったので
学校とバスケで忙しい日々を過ごしています。
朝7時50分に家を出て、
16時ごろまでは学校で授業。
その後19時過ぎまでバスケ。
そして家に帰って
お風呂に入って
ご飯を食べて
宿題をして
寝る。
そんな毎日です。
タイムスケジュールが結構きつく、
『早くしないと』
『急ぎなさい』
『時計を見て』
と、1日に何度声をかけるか・・・
でも、よくがんばっているなぁと
いつも感心しています。
私が同じ年の頃は
絶対にこんな気力と根性は
なかったと思います。
そんな息子を見ていて思うのは
「子供時代は子供らしくいてほしい」
という事です。
何となく感じている現代の風潮として
・いつでもきちんとしている
・手がかからない
・人より勉強やスポーツができる
・子供なのに大人のようにちゃんとしている
ことが良いことのように考えられている気がします。
(違ったらすみません)
もちろん、礼儀や常識は大切だと思います。
でも、外でできていれば
家にいるときくらい、
・ダラダラしたり
・きちんとしてなかったり
・手がかかったり
してもいいんじゃないかなーと思っています。
私は夜外出することも多くて、
親や妹に子供を預けることも多いので分かったのですが、
息子は私がいないと
とてもお利口さんなのです。
自分で考えてきちんと翌日の準備もするし、
さっさとお風呂に入って、
やるべきことを済ませます。
わがままも言いません。
でも、普段私と家にいるときは、
ダラダラしていて、
すぐに遊んで、
文句ばっかり言って、
なかなか寝ようとしません。笑
それで思ったんですが、
やっぱりこれって
「安心して自分を出せている」
という事じゃないかと思うんです。
何も飾らない、
素のままの。
遊ぶことが大好きで
楽しいことが大好きで
眠たくなんかなーい!
まだ遊んでいたーい!
っていう、
子供の素だと思うんですよね。
母親としての自分が至らないからとか
何かが悪いとかではなく、
「私のことが大好きで甘えたいから」
そうなっているんだと思うんです。
自分を振り返ってみて思いますが、
子供時代はあまり何も考えず
バカみたいなことをいっぱいして
時間のことも気にせずに
何かに夢中になって
疲れて
寝落ちして
ぐっすり寝る。
そういうのが大人になった時に
すごく大事なんじゃないかと思うんです。
だからと言って、
夜遅くなって次の日に支障が出るのは
親の管理責任を果たせていませんが、
それでもできる限り
そういう安心を感じてもらえる
家庭であり母親でありたいなと思います。
「子供時代に子供らしくいられない」というのは
あまりにも忙しすぎるとか
厳しくされ過ぎるとか
精神的プレッシャーとか
虐待とか
家庭が複雑であるとか
他にもいろいろ考えられます。
そういうのについては
またいつか記事が書けたらいいなと思います。