■具体的な会話例
●パターンAの場合
親「そっか、お友達がした事が嫌だったんだね。
お友達にやめてほしかったんだね?」
(気持ちを確認する、認める)
子「うん!だから叩いたの!僕悪くないよ」
(自分は正しかったとの主張)
親「そっかー。叩いたらお友達どうしてた?」
(特に否定はせず、相手の様子に視点を移動させる)
子「泣いてたけど…でも…」
(自分のした事で相手がどうなったかに気づかせる)
(自分で答えさせるのがポイント)
親「そうだね、お友達泣いてたねぇ。
お友達が泣いてよかった?」
(その方法で良くないことがあったと気づかせる)
子「…」
(黙ることも多い)
親「お友達が泣いてしまう方法は、ママは良くないと思うな。きっとあなたもそうなんじゃないかな?もし、お友達を泣かせないで、嫌なことはやめてって伝えられたらその方が良くない?どう思う?」
子「…」
親「ママ、とっても良い方法知ってるよ。その方法知りたい?」
(子どもがやってみたいなと思うように)
子「うん」
親「そういう時はね『嫌だから本当にやめて』って言葉で伝えてみて。相手がやめてくれなかったら、相手の目を見て3回くらい言ってみるといいよ。
それでもダメだったら、そういう時は大人の出番だから、先生にすぐに言って。ママからも先生にちゃんと伝えておくから絶対大丈夫だよ」
子「わかった」
親「きっとできるよ!ママと練習してみようね!あと、お友達泣いてしまったから、そのことについてはちゃんとごめんね、言った方が良くない?」
↓
この練習の部分に関しては、以前のブログも役立つと思います。
●「小学校入学時の不安定な子どもをフォローする」
http://rioyamashita.net/2020/02/19/20200219 は/
●「息子がトラブルの加害者側になった時の話」
http://rioyamashita.net/2018/09/11/01-2/
も役立つと思います
●「息子がトラブルの加害者側になった時の話 2」
http://rioyamashita.net/2018/09/12/02-2/
●「息子がトラブルの加害者側になった時の話 3」
http://rioyamashita.net/2018/09/13/01-3/
ほとんどのトラブルはコミュニケーションの問題なのですが、子どもはまだ『言語能力』が未熟なため、そのトラブルが起きやすいです。
そういった意味でも『自分の気持ちを言葉にする能力』を身につけさせてあげるとその先の人生がスムーズに送りやすくなると思います。
とりあえずここでは、子どもの気持ちを認めながらも、
悪かった部分③叩くという部分がお友達を泣かせる結果に繋がったことや、それによって自分もあまり良い気持ちではなかったことに気づかせます。
そして、他の方法でも目的は果たせるということも教えます。
さらに、それは1人ではなく大人もサポートするから大丈夫だと伝えます。
あとは、ちゃんと謝るべきことを伝え、自分からちゃんと謝ろうと思わせることができれば一旦終了です。
(まだまだ引き続き様子は見る必要はあります)
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