話し合いの定義

子どもとの話し合いに関してもう1つ伝えておきたいことがあります。



※『子ども』の部分を『相手』に置き換えて読んでもらってもいいと思います。

どんな人間関係でも基本的には同じです

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親子間でありがちなのが、『話し合いをしよう』と誘っておきながら、『実はただ説得したいだけ』というパターンです。



『あなたの話を聞くから』と口では言うけれど、実際その裏側にあるのは『話を聞いて気持ちを落ち着かせてから(私の思う方向へ)誘導しよう』という魂胆です。



なので、逆にタチが悪いとも言えます。

本人は『子供の話を聞いた』と思っているからです。



『話し合い』というのはお互いにフェアな関係で行われます

相手の意見と自分の意見を擦り合わせて、お互いにとってちょうど良いところを見つけようという姿勢があります。



それに対して『説得』は自分の価値観が正しいという信念のもと、『相手に分からせる。説き伏せる』というようなニュアンスを含みます。



子供が話し合いをしたがらないのはそのためです。



子供は長年の経験からその魂胆には気付いていますし、どうせ自分の意見が通らないのも知っていますし、あなたの価値観が変わらないのも知っています。



労力のムダ、時間のムダ、期待するだけダメージになる

そんな状態で話し合いをしたいわけがありません。



『話し合い』をするのであれば、相手の『価値観』『大事にしているもの』をしっかり聞き、それについてちゃんとエネルギーを払って考える覚悟が必要です。



たとえ自分の価値観と違っていたとしても、受け入れる。

歩み寄る。



その覚悟がないなら話し合いをしてもきっと不毛な時間で終わると思います。



あなたとは違う、子供の考えを聞いてみませんか?

どんなことをどんなふうに考えているのか?

何を大切にしているのか?



きっと私たち自身もそこから学ぶことがあり、私たち自身の成長にもなります。



自分の価値観を子どもに押し付けてないでしょうか。

なんだかんだ言って、言うことを聞かせることに固執していないでしょうか。



子供は思ったよりもしっかりしているものですし、自分なりに色々と考えているものです。



子供を信じてみませんか?





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