うちの子供は男の子なのですが、

よく聞くのが「ゲームをさせるべきかどうか」問題です。

 

ゲームばかりして他のことをしない、

ゲームばかりして外で遊ばない、

目に悪い

などの理由でゲームをさせないという方もいらっしゃるかと思います。

 

うちはゲーム容認派です。

子供の頃は遊ぶのが仕事!

楽しいことはどんどんしてもらいたいと思っています。

 

うちの場合は子供が欲しいとも言っていない幼稚園生の頃に

こちらから買い与えました。サンタさんが持ってきてくれました。

 

■我が家のゲームの決まりごと

我が家ではゲームは『休日』もしくは『休日前』に限っています。

これはただ単純に、平日は学校の後バスケットの練習もあるし、

次の日が学校で早く起きないといけないので

ゲームをしていると寝るのが極端に遅くなってしまうから、という理由です。

 

その代り、ゲームをして良い日は、何時間だけという制限すら設けていません。

心ゆくまでゲームして良いことになっています。

ただし、あまりに長時間続けている場合は

切りの良いところで休憩を入れるように声をかけたりはしています。

 

また、ゲームはいくらでもしていいけど

終わらせるべきこと(宿題、勉強、上靴洗い、部屋の片付けなど)は

自分で時間配分を考えてやるように、ということと、

終わってなかったらペナルティとしてゲームやテレビの時間を制限する

申し伝えてあります。

 

■ゲームを禁止するより、自己管理の方法を教えたい

 

この方法の根底には上記のように

「何かを禁止するよりも自己管理の方法を教えたい」という気持ちがあります。

これから先の長い人生、たくさんの娯楽や誘惑が出現します。

そのたびごとにそれを禁止していては人生つまりませんし、

そもそも抑圧することでもっとそれに対する欲望が高まるだけです。

 

であれば、早い段階からその「欲望との付き合い方(管理)」を教えてあげるほうが懸命だと思うのです。

 

例えば子供がゲームばかりしてやるべきことをやらなかった時は

これを教える最も良いチャンスです。

 

この時に「なんでやることやらなかったの?ゲーム禁止!!!」

というのは簡単ですが、子供はまだ思考が単純なので

「お母さんはゲームをさせたくないから怒った」とか

「勉強させたいから怒った」というふうに解釈することもありえます。

 

そういう時は、

●ゲームばかりしてしまったがために、できなかったことを具体的に答えさせる

●それをやらなかったことで、今後にどんな支障が出るかを考えさせる

●どうすれば「やるべきこともやって、ゲームも思う存分できるか」その方法を自分で考えさせる

などを話すようにします。

 

そうすることで、子供は自分のしたことが後々どういう事象につながっていくのか理解できるようになります。

答えづらそうならヒントを与えてあげたり、

まだ小さいうちならこちらから答えを与えながら少しずつ理解させていきます。

 

 

子供が自ら考えられるようになれば、同じことで何度も叱らずにすみます。

 

■親の側にも根気が必要

 

こういう方法を伝えると、「リオさんとこの子は賢いからできるんだよ」と言われるんですが、個人的にはそうは思いません。

こういう方法にはこちらの根気が問われます。

どんな時でも落ち着いて理路整然と説明できるかどうか、

思いつきではなく、いつでも一貫して同じ姿勢で対応できるかどうかが重要です。

 

私達親も人間ですから、時には感情的になることもあります。

でもそこはぐっと我慢して「子供に伝えるべきことを正確に伝える」ことに集中します。

大事なのは自分の感情をぶつけることではなく、

子供がきちんと管理できるようになるまで導くことです。

 

まぁ、そうは言っても結構難しいことですよね。

感情のコントロール。

まさに子供もその『感情のコントロール』ができないから

ゲームに没頭してしまうのであって、

それを叱るのであればこちらも感情のコントロールができていないと

子供から見れば「自分が一番できてないじゃん」となってしまうと思うんですよね。

 

そもそも私自身が食欲との戦いに負けることも多いですし、

分かっちゃいるけどやめられない止まらない、なことが多いので

子供の気持ちがめちゃくちゃ分かります。

 

だからこそ、その付き合い方を示してあげる、

導く、手伝う、というスタンスで対応していくことが重要なんじゃないかな、と思うわけです。

 

それでは、今日はこの辺で。

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