自己啓発系の本を読んだことある方ならば
一度は目にしたことがあると思うのですが、
「欲しいものリストを作ろう!」というものがあります。
どんな人生を送りたいかを考えるときに
「手に入れたいもの、欲しいもの」を100個書き出してみよう!というのが
このリストのコンセプトです。
私が初めてこの考えに出会ったのは20代中頃、
保険の営業職をしていた頃です。
営業という職は上へ上へ、高みを目指して行く職ですから
自分の望み、手に入れたいものを
可視化させるというのが有効だと考えたのだと思います。
ただ、残念ながら私の場合はあまり有効でなかったというか、
物質的な欲しいものなんかは山程ありましたが
あまりそのためにガツガツ努力しようというタイプではなかったので
書いてもそのままほったらかし・・・という状態でした。
「欲しいけどねー。でも別に。そこまでエネルギーだすほどではないな。きついし。誰かプレゼントしてくれたらラッキー。」みたいなやさぐれた20代でした。
↑今考えたら本当に腐ってますね・・・
しかし今は、やりたいことリストを持っています。
ガツガツ努力するタイプになったということでしょうか?
いえ、そうではなく、リストの種類を変えました。
私の場合は、リストを2つに分けています。
まず1つ目は
「どんな人間になりたいか」についてのリスト。
これは、生涯あまり変わることのないリストです。
どんな人間でいたいのか?
自分自身の倫理観、価値観みたいなものなので
そんなに頻繁に書き換えることはありません。
常に自分に誠実でいたい、とか
賢く、美しく、面白い人間でいたい、とか
親に恵まれなかった子どもたちの力になれる活動をしたい、とか
そういう系統の細かい事が書いてあります。
自分が考える最高の自分ってどんな感じ?を可視化したものです。
そしてもう1つは
「面白そうなこと」についてのリストです
欲しいもの(物理的なもの)や
地位・名誉のためにはあまり努力をしない私ですが、
「面白そうなこと」になると途端にワクワクします。
たぶん、それが私のスイッチなんだと思います。
例えば旅行に行くにしても「行きたい」というより、
「この場所に行ってこんなポーズで写真を撮る」とか
「この場所に行って大地に寝転んでエネルギーを得る」とか
そういうふうに決めると俄然やる気が出るタイプです。
これまでの「欲しいものリスト」にはどちらかというと
欲しくないものも、無理やり100個出す・・みたいなところもあったので
なんとなく私は苦痛に感じていました。
それに比べると「面白そうなことリスト」はどうでも良いけど
本気で楽しいと思えそうなことしか書いていないので雑念が減ります。
100個という数にもこだわりません。
今年のリストに入っているものでいうと
●今年こそは自家製カリカリ梅を作って子供を喜ばせる
●子供に夜空いっぱいの蛍を見せてあげる
●コストコの無添加ベーコンに勝る自家製ベーコンを作れるようになる
●タイのコムローイを飛ばしに行って幻想的な雰囲気の中で幸せを感じる
などです。
だいたいがどうでも良いことです。
でも、私にとってのスイッチ集です。
もしも今までに『やりたいことリスト』でつまづいた方がいたら
ぜひ自分がワクワクできるものに変えてみてください。
そして、リストを作ってない方がいたら
ぜひ時間を見つけて書き出してみてください。
そしてその中から『今年できそうだな』というものを見つけて
行動に移してみると楽しいと思いますよ。
それでは今日はこの辺で。
リオさん
すごくステキな考え方やね。
やったら楽しそうだと思うことは
欲しいものリストより全然思いつく。
そして
変わらない自分、
感じ方は気分によってすら(わたしはほとんどホルモンのせいだと思っているけど)
コロコロ変わるけれど
変わらない、変えたくないこうありたい自分のリストも、持ってたいです。
個数にかかわらず、自分がいつでも自分に戻れるように、大事にしたい、と思いました。
いつもありがとうございます
民さん
いつもコメントありがとうございます!
変わらない自分、変えられない自分ってあるよね。
自分自身の好きなところ、嫌いなところ、色々含めて自分だから
その中の好きな部分はそのまま貫き通したらいいよね。
どんなに自分を変えても、好きになってくれない人は好きになってくれないし、
変えなくっても好きになってくれる人はなってくれる。
そう考えると、自分が心地よい自分ってどれ??というのを知っておくのはいいよね。
私はどうも「遊ぶ」のが好きみたいだし、そんな自分嫌いじゃないからそこは貫こうと思うよ☆